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根管治療後に片側の上顎部痛が続いていた25歳女性。
ジャーナルで発表された症例です。
・患者背景 25歳女性、根管治療後に疼痛。該当歯を抜歯。
・症状 抜歯後も持続する片側性の上顎部痛
・画像所見 CBCTで上顎洞内に境界明瞭な放射線不透過性異物+粘膜肥厚を確認
・治療 保存的治療が奏効せず、Caldwell-Luc法による外科的摘出を実施
・病理組織検査 分枝状の菌糸(アスペルギルス属に一致)、異物反応・慢性炎症を確認
・経過 術後1年で症状は完全に消失
CBCTで見つかったのは、上顎洞に迷い込んだ根管充填材と、そこに広がっていた真菌感染でした。
こうした合併症を防ぐために、また実際に起きてしまったときにどう対応すればいいのでしょうか?
✅ 根管治療後に持続する原因不明の疼痛では、CBCTによる精査が診断に有用
✅ 酸化亜鉛ユージノール系シーラーなど生体活性のある材料が上顎洞内に迷入すると、慢性炎症や真菌感染の温床になりうる
✅ 術前の解剖学的評価と、オーバー充填を避けたコントロールされた根管充填が予防策として論じられている
本報告は1症例のみの報告であり、同様の合併症がどの程度の頻度で起こるか、どのような条件でリスクが高まるかについては、この論文からは分かりません。
❓根管治療後に原因不明の痛みが続く患者さん、みなさんも経験ありませんか?
❓CBCTでの精査はどのタイミングで検討しますか?
❓上顎臼歯部の根管治療で、シーラーの過剰充填を防ぐために意識していることはありますか?
「これは自分も気をつけている」
「実際に似たような合併症を見たことがある」
「この方法で予防している」

など、皆さんの経験談もぜひ聞かせてください!
出典:
Journal: Journal of Oral Biology and Craniofacial Research
原著タイトル: Foreign body-associated maxillary sinus aspergillosis caused by Endomethasone extrusion: diagnostic challenges, biological mechanisms, and surgical management
著者: Zubair Ahemad Amanurrahman, Singh Tarun Kumar, Gupta Aakash, Choudhary Ekta
発表年: 2026年
DOI: 10.1016/j.jobcr.2026.101520
PubMed ID: 42602556
PubMed URL: https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/42602556/