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遠心遊離端の遠心部では、デジタル印象と従来印象の偏位が0.136 mm。非遊離端の0.034 mmより大きくなりました。

つまり、部分欠損上顎では「どこが欠損しているか」によって、2つの印象法の差が変わるという結果です。
対象 44人
遊離端・遠心部 0.136 mm
非遊離端・遠心部 0.034 mm
遊離端・中央部 0.082 mm
非遊離端・中央部 0.044 mm
遊離端・近心部 0.027 mm
さらに遊離端欠損では、欠損歯数が増えるほど偏位が大きくなる傾向も報告されました。
では、口腔内スキャンを部分床義歯へ取り入れるとき、どこに注意すればよいのでしょうか?
✅ 歯に囲まれた欠損と遊離端欠損を、同じ偏位パターンとして扱わない
✅ 遊離端では近心・中央・遠心を分け、欠損長も含めて印象設計を考える
✅ 今回の数値は、デジタル印象と従来の選択圧印象の差を把握する手がかりとして使う
大切なのは、この研究が「デジタル印象は従来法より不正確」と結論づけたものではないことです。比較したのは2つの方法で得られた表面の偏位で、真の精度、義歯の適合、患者満足度、長期予後は評価していません。また44人のパイロット研究です。
❓ 遊離端欠損を口腔内スキャンするとき、先生はどの部位を特に確認していますか?
❓ 欠損長や顎堤の被圧変位を踏まえて、デジタルと従来印象をどう使い分けていますか?
「この症例では従来印象を選んだ」「スキャン時にここを工夫した」「逆にここで合わなかった」など、現場での判断をぜひ教えてください👇
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出典
Journal:PeerJ
原著タイトル:In vivo deviation of residual ridge between digital and conventional impressions in the partially edentulous maxilla: a pilot study.
著者:Zhang Shijie, Hu Shuai, Fang Qing, Tao Jianxiang
発表年:2026
DOI:10.7717/peerj.21669
PMID:42668825
PubMed:https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/42668825/