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世界基準の歯科治療を目指すー"名古屋"で次世代の教育を担う飯田吉郎先生 【Dr's Interview#08】

全国から歯科医師を中心とした歯科医療者が集まり、二日間に渡り名古屋で大盛況を収めた10周年イベント、「グレーター名古屋デンタルミーティング(GNDM)」


その発起人である医療法人ナディアパークデンタルクリニック(愛知県名古屋市中区)理事長の飯田 吉郎先生に、「歯科医として大切にしていること」

「歯科業界の課題など」について、お話を伺った。


飯田 吉郎先生は、最良の審美歯科治療を進めるためのガイドブック『審美歯科治療ガイド』(クインテッセンス出版)を、GNDMに合わせて出版している。





※購入ページはこちら

審美歯科治療ガイド (LINK)





|  1. 全ジャンルを高品質で手掛けることは、日本の歯科医の醍醐味だ



飯田 吉郎先生が日々の治療で常に意識しているのは、決して手抜きをしないという姿勢だ。



飯田先生:

「絶対に手抜きをせず、時間がかかってもいいので最善の治療を行っています。そのことを当院の勤務歯科医師にも繰り返し伝えています。


加えて、世界基準の治療方法、技術、考え方の習得にも、ずっと力を注いできました。世界レベルの治療品質を実践できていると自負しています。」



さらに、日本の歯科臨床の醍醐味は、

特定の専門領域だけでなく、全部のジャンルを手掛けることだと、飯田先生は考えている。



飯田先生:

全ジャンルで、100点満点中70~80点取れて、その中に100点に近い得意分野があることが、日本の開業医の望ましいスタイルだと思っています。


当院の勤務医たちには、その話をまず、入職時にしています。」




|  2. 名古屋を盛り上げたい!!飯田先生の熱い想い



「名古屋飛ばし」

こんな言葉を聞いたことがあるだろうか。


今でこそ東京・大阪・福岡と並び、名古屋がデンタルセミナーの開催地に選ばれることも多くなったが、

GNDMが開催される10年以上前には、名古屋飛ばしが当たり前だった。



飯田先生:

「名古屋を盛り上げるためにGNDMで活動した10年間で、だいぶ景色が変わりました。2025年の第9回大会終了時に、実行委員のメンバーたちで10周年に向けて形のあるものを残そうと話し合い、書籍の企画を立案しました。」



歯科医師、歯科技工士らと、GNDMで交流を重ねてきたチームが一丸となって、出版に向けた作業を開始。飯田先生は執筆にくわえ、監修者として構成案の作成や著者の振り分けの業務も担当した。



飯田先生:

「私が以前執筆した『ホワイトニングコンサルテーション』は、待合室に置いて患者さんに読んでもらうことができます。患者さんと歯科医師がチェアサイドで一緒に見ることもできる書籍でした。『審美歯科治療ガイド』もそうしたイメージで作りました。」



医学的な基準を患者さんにわかりやすく提示できる資料は、これまで前例がなかったため、歯科医師・患者さんの両者がコミュニケーションをとる際に役立つよう、書籍の制作を進めていった。



飯田先生:

「審美歯科治療を、ディシジョンツリー的に確認できる書籍にしました。

本の後半は、本来の天然の歯の美しさについて理解してもらう内容を柱にしています。患者さんの考える審美と歯科医師側の審美の乖離を埋める資料が、たくさん掲載されています。」



|  3. 世界への情報発信に取り組んでいきたい



臨床活動から学術イベントの運営まで幅広く活動する飯田先生だが、

将来ビジョンをどのように描いているのだろうか?



飯田先生:

「歯科医師個人としては、"もっと上手くなりたい、もっと新しい手法を生み出したい"と思っています。更なる勉強をし、アイデアを出し、海外のジャーナルに発表していきたいですね。

そしてもう1点、

名古屋からムーブメントを作ることを目指してスタートしたGNDMの活動により、私たちの一回り下の世代が大きな注目を集めています。


『名古屋は元気がいい』とも、ようやく評価されるようになりました。


今後は、GNDMを母体として世界と繋がる活動をしていきたいと思っています。


次の10年、20年を担う人材の育成や人材の発見も、GNDMのこれからの重要なテーマです。」




|  4. 人材不足という課題の解消に向けて




2026年の歯科医師国家試験の合格者数は2,000人を割り込み、約1,750人となった。2025年と比較して、合格者数の少なさに落胆した経営者も多いことは、容易に想像される。


医療法人の経営者である飯田先生は、今後取り組むべき課題は、事業継承だと捉えている。


飯田先生:


歯科医師だけでなく、歯科衛生士や歯科技工士、歯科助手を含めた人材不足は、歯科業界の抱える深刻な課題です。顕在化する人手不足に関しては、業界全体で対応策を検討すべきです。


私は、女性歯科医師が働きやすい環境作りを有効な施策として考えています。


出産や育児などによるブランクから職場に復帰する場合、周囲のサポートが必要不可欠になります。勤務日数を柔軟に調整するなど、女性歯科医師のキャリア継続を促進する取り組みが非常に重要です。


当院には実際、産休や育児休暇を経て、勤務日数を何度か変更しながら働き続けてくれているモチベーションの高い女性歯科医師がいて、感謝しています。」




|  5.  医療者TERRACEに期待すること





飯田先生:

「勉強会などに積極的に参加している方々は、仲間と情報交換をしたり、先輩からアドバイスを受けたりする機会を豊富に持っています。


ですが、

そうした環境がなく孤立してしまう人たちがいることも事実です。


医療者TERRACEが機能することは、孤立しそうな人々をデジタルでサポートする場になるのでは。と期待しています。」



飯田先生は、歯科医師全体のレベルアップに医療者TERRACEのサービスが貢献することを期待している。



最後に、若い歯科医の方々へのメッセージを伺った。



飯田先生:

「歯科医師は手仕事なので、上手い人が評価されます。


想いを込めた治療計画ストーリーを持った治療を心がけてもらいたいと思っています。


どんな形でもいいので、上手くなるための活動に取り組んでほしいですね。


記録や写真などを保存・整理し、いつでも症例発表ができるように意識することが、成長に繋がるはずです。」




まもなく還暦を迎える飯田先生。

今年、自身初のプライベートセミナ(LINK)も企画している👀


残席は残り僅か、必見です!



抜歯前から始める前歯部インプラント戦略

〜審美を破綻させないための意思決定と術式〜

Anterior Implant Master Program(3日間ハンズオン)






| ドクターズプロフィール



医療法人ナディアパークデンタルクリニック飯田 吉郎

European Association for Osseointegration(ヨーロッパインプラント学会)認定医 

プロフィール (LINK)

相談受付メニュー (LINK)



| 出典


クインテッセンス出版株式会社 (LINK)

審美歯科治療ガイド (LINK)




| レポーター


\\ 歯科医療者の皆様を第一に!//

医療者TERRACE 編集部

山崎 康弘 




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